平均値の意味@特許請求の範囲の数

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今日は、Googleさんが争った特許出願について、少し眺めてみることにした。この特許出願の特許請求の範囲(クレーム)の数は「79個」である。クレームの数が多い方が、権利主張の数が多いという利点がある。

実は、裁判に用いられた米国特許出願のクレーム数の平均値は、「22個」というデータがある。とすれば、通常の特許出願のクレーム数を22個以上にするべきだろうか?

もちろん、訴訟前には、クレーム数を増加させたいという動機はある。そのほうが、争いの際の弾数が多いからである。

ただ、実は、上記の79個の特許出願は、裁判では負けた。平均値が22個なら、79個のものがあるなら、逆に3個ぐらいのものもあるはずである。統計上のサンプル数が2つの場合で、勝率50%の場合、79個が負けたなら、3個の方が勝ったことになる。

すなわち、訴訟用のクレーム数の平均値が22個というのは、勝率のデータではないから、勝つためにクレーム数を22個以上とするという結論は間違いということになる。実際には、勝った案件と、負けた案件を分析して、クレーム数が勝率に影響を与えたかどうかを考えるしかない。

実際には、案件毎にベストだと思う対応をしるしかないが、クレーム数を増やせば、当然、コストは増加する。全案件のクレーム数を22個以上にするのは、効率が良くない。

だから、5段階ぐらいに基準を作っておいて、それに応じてクレーム数を決定すればよい。ベストなパターンは、もしかしたら、有料で売れるかもしれない。

ケース番号:
Arendi S.A.R.L. v. Google LLC, Case No. 16-1249 (Fed. Cir., Feb. 20, 2018)

US6323853B1 – Method, system and computer readable medium for addressing handling from a computer program – Google Patents

A method, system and computer readable medium for providing for providing a function item, such as a key, button, icon, or menu, tied to a user operation in a computer, whereby a single click on the function item in a window or program on a computer screen, or one single selection in a menu in a pro…

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