分光器というと、「数百万円」はしたという記憶があるが、最近では、低価格モデルも登場してきている。低価格・高性能の分光器(C12880MA:浜松ホトニクス製)は、秋葉原の秋月電子で、18000円/個で買える。この分光器を使うと、スペクトル分析ができる。
昔のスーパーコンピュータよりもiPhoneの方が高速だという。同じように、低価格・高性能の商品の登場によって、何かが変わろうとしている。雑誌「Interface」(農業・自然センシングの大研究)を見ていると、マイクロ分光器(C12880MA)を使った農業用のセンサーの作り方が出ていた。
雑誌を見ていて、もう1つ革命的だと思うのは、「cm級のGPS」である。これもちょっとすごい。日本の人工衛星システム(https://qzss.go.jp/index.html)を使って、cm級の測位ができる。反応の早いところは、ゴルフのナビゲーションをリリースしているようだ。
Interface(インターフェース) 2019年 09 月号
Interface(インターフェース) 2019年 09 月号