AI for Personalized Health Care

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医療のパーソナライズ。

日本の行政の出している医療の指針だと、症状を5つぐらいにバッサリと分類して、医師も分類通りに手術をすることがあると思うのですが、この分類は、バッサリすぎて、Regina Barzilay博士によると、実のところ、乳がん手術の30%は、実は不要らしい。ただ、手作業での解析や検討にはコストがかかるので、彼女は、機械学習や深層学習を使って、最適な結果を導き出している。

医療関係の論文だと、現在は、人間が「手作業」で論文の内容を抽出しているようですが、例えば、PubMedの論文数は、2700万件と膨大な量があります。彼女は、論文内容を自動抽出して、化学反応や生体反応の「因果関係」を、原子や分子レベルで、学習させ始めている。博士によると、機械学習・人工知能による開発は、化学企業の一部門ぐらいは、確実に追い抜くという確信があるらしい。

Regina博士自身は「乳がん」なので、彼女は、医療、化学、プログラミングなど、「課題の解決」に必要な知識を使っている。日本の教育や社会だと、文系、理系、ローカル、グローバルという不思議な分類を目にするけれど、領域を制限していると、「課題の解決」はおろか、「課題の発見」もできない社会になってしまうのではないだろうか・・。

AI for Personalized Health Care

Regina Barzilay of MIT discusses her recent work in bringing AI to the pharmaceutical industry.


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