倒産件数が773件で、5カ月連続で増加しているようだけれど、増加率は2カ月連続で10%超だという。零細・小企業の倒産件数が多いというけれど、絶対数が多いので、統計的には、当然のことだけれど、負債総額は、低水準となっているようだ。
調子のよくない事業は、以下の通り。
① 建築材料,鉱物・金属材料等卸売
② 繊維・衣服等卸売業
③ 老人福祉・介護事業
④ 飲食料品卸売業
⑤ 飲食業
これらの事業は、衣・食・住とも読めなくはない。競争環境が激化しているせいか、国民全体が、少しずつ貧しくなっているのでは、ないだろうか?
景気を測る統計指標の一つである全国・負債総額1千万円以上の倒産統計の、抜粋データ(2020年01月)をご覧いただけます。