税制について考える。…

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税制について考える。

税金というと、元々は「泣く子と地頭には勝てぬ」というように、農民から取り立てた「みかじめ料」のようなものだったと思う。最近、増税されたので、ゼロベースの世界で、税制について、考えてみる。

政府が100万円を印刷して、帳簿にはー100万円の借金があると記載される。最初は公共事業に使うとするとして、そこで得たお金が連鎖的に消費される。消費をするたびに、10%の税金が、政府へと戻っていく。100万円を最初に使うと10万円の消費税が政府に戻る。次は、90万円しかないから、8万円の消費税が政府に戻る。少しずつ減りながら、消費が繰り返される。

税率が1%であっても、消費活動が10倍なら、同じように政府に戻っていく。時には、道端で100円ぐらい落とすかもしれないし、タンスの中や、外国へ行ったりするから、戻っていく合計の金額が、100万円になることは、ないのではないだろうか?

要するに、国の借金がゼロになることはないとしたら、制度上の欠陥があるのではないだろうか?


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