昭和初期の本を読む。…

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ビジネス書(ホワイトスペース戦略)を読んでいたら、最後のページに「ソクラテス」の名言が出ていた。「ソクラテス」については、「新渡戸稲造」の本があり、その最後のページには、「リンコルン」が書いてあった。
 
「リンコルン」なんて、聞いたことも無い名前だと、思って検索すると、「アメリカのリンカーン」のことだった。「リンコルン」の伝記は、国立国会図書館では、著作権が切れた本として、ネットから無料で読める。
 
この伝記は、「金の星社」が昭和初期に出版している。
 
かくして、昭和初期の本が気になった。
 
「金の星社」の本を、いくつか読んでみた。当時の日本人は、勧善懲悪的な議論が大好きで、そのために喧嘩をする少年、社会のために尽くす者が、善とされたことが分かる。
 
もちろん、この気質は、戦争時のプロパガンダに利用されることになる。終戦が近くなると、「アメリカとイギリスは、自分のことばかり考えている」とか、イタリア、ドイツとヒットラーは、日本と同じ正義であり、世界平和のために戦っているとか、そのような内容のものも出版されている。この時は、偉人リンカーンの話は、どこかに消えたようだ・・。
 
冒頭のビジネス書(ホワイトスペース戦略)では、国を相手に商売をする「ロッキード社」の話が出ている。この領域は、かなり参入が難しいので、逆に、外側へのイノベーションが、起きにくいとされている。ホワイトスペースを探す必要がない安定した事業領域ともいえる。そのような安定した事業領域があるなら、その方が良い気もする。
 
「金の星社」は、調べてみると、創立100周年を迎えている。学校、図書館、行政向けの本を、数多く出版しているようだ。競争をしなくてもよい事業領域を見つけることができたなら、ホワイトスペースよりも、優れているのかもしれない。
 
リンコルン伝記
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1716200
 
世界少年立志伝
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1717615




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