戦争が終わって、絶望し、青酸カリを買いに行った糸川英夫博士。ある時、学生が訪ねてきて、世界一のバイオリンを作ろうと思い立つ。それから45年間かけて、バイオリン製作を始める。
この自叙伝によると、糸川博士は、62歳で、タイツを履いて、バレエを始められる。1年3ヶ月後には、耳の高さまで足を上げれるようになリ、帝劇デビューする。天才と呼ばれた質問に答えるように、博士は、バレエの柔軟性を手に入れた秘訣を解説している。
毎日、読み終えた新聞の上に、足を置く。新聞は、積み上がっていき、1年3ヶ月後には、新聞紙が、耳の高さまで、積み上がり、足も上がるようになるのだそうだ。
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