品質管理について考える@国立国会図書館…

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今日は、なぜか生産における「品質管理」について、調べてみることにしました。ここは永田町の国会図書館です。
 
まあ、近所の本屋でもよかったのですが、国会図書館は、ネットでは調べきれない膨大な資料も、「無料」で手に入りますから・・。
 
「品質管理」というと、「工場」が思い浮かびます。
 
工場の歴史というと、家内制手工業、問屋制手工業、工場制手工業という順番で発達していき、「産業革命」を経て、工場制機械工業になったと言います。機械が無い時代も考えると、「工場」と言うのは、「人が集まり、分業して工作する場所」という意味だったようです。
 
現代でも、自動車の生産などは、工場制機械工業の一択ですが、人が集まる訳ではなく、ロボット群だけが働いている「消灯工場」も、増えています。
 
それでも、現代の多くの企業は、多かれ少なかれ、「人が集まる」という性質を持っています。ただ、昔の工場とは違って、人が集まるために、必ずしも物理的な共用空間が必要というわけではなく、インターネットが、人を繋げることができます。
 
それでは、世界の多くの生産企業では、人が集まって、何がしたいというと:
 ①分業による効率化、
 ②品質管理、
なのではないかと、そんな風に考えたわけです。
 
今日はなぜ、研究しているかというと、実は、最近、インターネットで人を繋げることで、30カ国以上に分散した新興会社というのを見つけたからです。スタートから4年で100億円ぐらいに成長しているようなので、いわゆる1000億円のユニコーンではありませんが、それでも、すげーと感心して、国会図書館までやってきたというわけです。




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