吉田松陰ポテトチップス。…

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スーパーで、そんな名前のポテトチップスが、販売されていた。吉田松陰と、ポテトチップスとの間には、何の関係もないように思うけれど、400円で、販売されている。
 
ポテトチップスを見て、何を、思うだろうか?
 
知財関係者が見ると、歴史上の人物の名前がついたポテトチップスは、商標登録できるのだろうか? という疑問が、最初に思い浮かぶことが、多いかもしれない。登録できないとすれば、この商品は、類似品から保護できるのだろうか? とも思うかもしれない。
 
新商品開発者が見ると、400円は、平均価格よりも高いと思うから、商標登録の有無に拘らず、良いアイデアの商品だと、思うかもしれない。
 
気になったので、吉田松陰について、少し調べてみる。
 
吉田松陰には、「立志尚特異 俗流與議難」という名言があるらしい。全体は、以下の通り。
 
立志尚特異
俗流與議難
不思身後業
且偸目前安
百年一瞬耳
君子勿素餐
 
これは、どうやら、目先の安心よりも、特異的なことを為せという意味らしい。「make a difference」は、ハーバード・ビジネススクールのミッションだし、彼は、情報収集能力(飛耳長目)を推奨していたらしいから、彼は、米国の商学情報を仕入れて、それを独自の思想に混ぜて、名言を生み出した可能性はあるとは思う。
 
もちろん、偉人とは言っても、清濁の両面を備えているというのが、人と言うものだし、最後は、処刑されてしまったらしいから、全てにおいて、優れているというわけではないだろう。 
 
ただ、1つの詩が、時を越えて、伝わるならば、その1%の特異な才を持って、十分に偉人だと思う。
 
吉田松陰(1859年没)は、死してなお、ポテトチップスとして、現代に蘇っている。彼は、「100年は、一瞬に過ぎない」(百年一瞬耳)と言った。「死んだ後の業について考えるな」(不思身後業)とも、話してる。
 
彼も、まさか、自分が、ポテトチップスになるとは、予想していなかっただろうけれど、彼は、100年後に向けて、話をしていたのでは、ないだろうか。




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